スーパーコンピュータ システム



AI エキスパートコンサルテーションシステム

がん患者情報のデータベース化
がん登録
臓器グループのデータベース
臨床検査データ
人工知能を用いた統計解析
レファレンスデータベース

国立がんセンターの診療情報をデータベース化し、将来的には外部の医療従事者への提供もめざす。 また、統計手法と人工知能(AI;Artificail Intelligence)技術を駆使した予後予測支援システム、類似症例検索システム等の開発を行う。

高次画像処理診断治療支援システム

画像データベース
X線
CT
MRI
病理
内視鏡
etc.
画像レファレンスデータベース
3次元画像処理
放射線治療計画

医療画像データベースシステムを構築し、さらにスーパーコンピュータを用いて、 3次元画像の再構築、任意の角度での切断面の再構築などの高次画像処理を行うことにより、 診断精度の向上、放射線治療の最適化等への応用をめざす。

バーチャルリアリティ (VR)

手術のシミュレーション
術式検討
教育
診断支援
インフォームドコンセント
患者へのアメニティ

バーチャルリアリティ(Virtual Reality=仮想現実)は、 超高速並列コンピュータを用いて遠近感のある仮想的空間を、 造り出すシステムである。手術シミュレーションなどへの応用が検討されている。

画像自動診断

ニューラルネットの利用による特徴量の解析
胸部X線画像診断
病理画像診断

診断上有用な画像を教育用データベースとして整備する。 さらに人工知能技術を駆使して医師の画像診断を支援する コンピュータ支援画像診断システムの開発をめざす。

分子生物学

遺伝子解析
3次元分子設計
計算化学

遺伝子の異常からおこるといわれているがんの研究には高速、高感度な遺伝子 ホモロジー解析が欠かせない。また、がん遺伝子産物蛋白質の解析や 新規抗がん剤の開発のための3次元分子設計システムが稼働している。

学術情報提供

がん最新情報の提供(一般向け、専門家向け)
インターネット(http://wwwinfo.ncc.go.jp/NCC-CIS
パソコン通信(03-3545-1500/login as info)
ファックス応答システム(03-3545-8888)
音声応答システム(03-5550-3982)

電話・ファクシミリ、コンピュータなど、 あらゆるメディアに対応するシステムを構築し、 患者・家族・一般国民をはじめ、医療従事者・研究者などに 最新の診断・治療を含めた様々ながんの解説や、 わが国で行われているプロトコール研究・新薬情報などを提供する
Last Update: 960709, hmizushi@ncc.go.jp