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| ニュースダイジェスト |
Zhang,Y.(Boston Univ. Arthritis Cen.,Boston,USA)ほか
N. Engl. J. Med. 336(9)611−617/(1997.2.27)
編集部注:1967〜1970年に47〜80才であった女性1373人の骨密度を測定し25年間にわたって追跡調査した結果,骨密度が高い女性ほど乳がんのリスクが高かった。調査期間中に乳がんになった女性は91人で,最も骨密度が高いグループは,最も低いグループに比べて乳がんのリスクが3.5倍であった。
FR 62(39)9024−9062/(1997.2.27)
編集部注:米FDAはOTC薬の表示について,製品の有益性とリスクに関する情報をより多く,使用上の注意をより具体的に,しかも読み易く記載するための新しい表示方式を提案した。その内容は,(1)表示に使用する見出しと副見出しを統一し,記載の順序も規定する,(2)平易な用語を使用する,(3)読み易くするために「・」を付けた箇条書きにし,最小の活字の大きさ,書体も規定する,などである。この提案には120日のコメント期間が設定されており,製薬企業には最終規則の発表後その実施まで2年間が与えられている。
MMWR 46(8)/(1997.2.28)
編集部注:米CDCは,1996年上半期のAIDS患者の死亡数が前年比約13%減少したと発表した。米国のAIDS患者数は1996年末現在で約58万人であるが,96年上半期の患者の死亡数は約2万2000人で,前年上半期の約2万4900人に比べて約13%減少した。このうち女性患者の死亡数が約3%増加したのに対して,患者数が圧倒的に多い男性は約15%減少している。
| 副作用情報 |
Alderman,M. H.(Albert Einstein Coll. Med.,New York,USA)ほか
Lancet(9052)594−598/(1997.3.1)
β遮断剤単独療法に比べて,長時間作用型カルシウム拮抗剤による心血管イベントのリスク上昇はみられなかったが,短時間作用型カルシウム拮抗剤のリスクは有意に大きかった(長時間作用型カルシウム拮抗剤と比較した短時間作用型カルシウム拮抗剤の補正後リスク比8.56)。長時間作用型カルシウム拮抗剤と短時間作用型カルシウム拮抗剤の心血管イベントに及ぼす影響は異なり,短時間作用型カルシウム拮抗剤の使用が心血管イベントのリスク上昇と関連していることが示された。
編集部注:関連した論評が同誌同号p.585−586に掲載されている。
Gow,P. J.(Austin and Repatriation Med. Cen.,Heidelberg,Australia)ほか
Lancet(9052)651−652/(1997.3.1)
Paracetamol過量投与による劇症肝不全患者14例の治療経験について述べている。14例中8例は,キング大学病院が提唱している移植の必要性の判断基準を満たしており,1例が移植を受けたが,24時間後に脳浮腫のため死亡した。残りの13例は保存療法により回復した。キング大学病院の移植基準について疑問を投げかけている。
Villikka,K.(Univ. Helsinki,Helsinki,Finland)ほか
Clin. Pharmacol. Ther. 61(1)8−14/(1997.1)
Rodriguez,L. A. G.(Centro Espanol de Investigacion Farmacoepidemiologica,Universidad Complutense de Madrid,Madrid,Spain)ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 43(2)183−188/(1997.2)
Spicer,S. T.(Westmead Hosp.,Westmead,Australia)ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 43(2)194−196/(1997.2)